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【めんつゆよりもオススメ!】同じ味付けにならない八方だし活用術

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和食の味付けが簡単にできる万能調味料の「めんつゆ」。
数種類の調味料を準備しなくても、「めんつゆ」1本で味付けが決まるので、
主婦の強い味方です。

しかし、「めんつゆ」を多用しすぎて味付けが全て同じになってしまう、
と言うのが料理初心者さんによくある悩みです。

この記事では「めんつゆ」の代わりに使える、和食の基本の合わせ調味料をご紹介します
・ワンパターンの味付けから脱出できる。
・「めんつゆ」から基本の合わせ調味料に変えるだけでお店の味になる。

和食の基本なんて…難しそう。

用意するのは3つだけ。
30秒でできちゃうので難しい工程はありませんよ!

それに加えてアレンジレシピをご紹介します。
どれも簡単なレシピなので今日からマンネリ脱出の味付けができますよ。

・現役の調理師歴15年以上!
・調理師としてフルタイムで仕事をしながら家事、育児を経験、
その経験から家事(特に料理)の負担を楽にするための情報を発信しています。

「めんつゆ」に使われる調味料

めんつゆは出汁・醤油・みりん・砂糖で出来ています。

こだわりの出汁や醤油などで作られためんつゆには味の差はありますが、
スーパーで売られているめんつゆには大きな味の差はありません。

↓こちらは燻製の薫りが特徴のめんつゆ(だし醤油)です。

美観堂謹製 燻製だししょうゆ

【基本の合わせ調味料】八方だしの作り方

八方だしには種類があり、「濃口八方、薄口八方、塩八方、酒八方」とあります。
今回は「めんつゆ」の代わりになる濃口八方、薄口八方をご紹介します。

八方だしの基本の割合は
出汁・醤油・みりん=8:1:1

「めんつゆ」はこちらの調味料に砂糖を加えたものになります。

濃口八方

材料に色をつけたい時、コクを出したい時に使う八方だしです。
醤油は濃口醤油を使用します。

だし:400cc
濃口醤油:50cc
みりん:50cc

こちらを全て合わせて鍋で沸かして、みりんのアルコールを飛ばします。

薄口八方

材料にあまり色をつけたくない時に使う八方だしです。
薄口醤油の方が塩分濃度が高くすっきりとした味わいになります。
醤油は薄口醤油を使用します。

だし:400cc
薄口醤油:50cc
みりん:50cc

こちらを全て合わせて鍋で沸かして、みりんのアルコールを飛ばします。

八方だしを使ったお料理レシピ

ネット上に掲載されている「めんつゆ」を使用したレシピはたくさんあります。
その「めんつゆ」の部分を「八方だし」に変えるだけ!
それだけでお店のような上品な味付けの料理が作ることができます。

「めんつゆ」の部分を「八方だし」に変える時は、
めんつゆを水で割った後のものと変えるとちょうど良い味になります。

●倍希釈めんつゆの量水の量
1倍10
2倍11
3倍12
4倍13

小松菜のお浸しレシピ

材料

小松菜 1束
八方だし 小松菜が浸かるくらい
※薄口、濃口はお好みでOK。

作り方

  1. 小松菜は根を切り落として、軸と葉を分けておく。
  2. 小松菜の軸を加えて弱めの中火で煮る。しんなりしたら小松菜の葉を加え、3分ほど煮る。小松菜の軸に火が通ったら、水(氷水)につけて冷ます。
  3. 手で握るようにして水気を絞り、4cm幅に切る。
  4. 保存容器に小松菜を入れて、八方だしを小松菜が浸かるくらいまで入れて、完成。

肉じゃがレシピ

八方だしを使用すれば、いつもより上品でスッキリした味付けになります。

材料

牛肉薄切り 150g
じゃがいも 1個
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/3個
白滝 1/2袋 

サラダ油 適量

八方だし 300cc
濃口醤油 10g
砂糖  8〜10g

作り方

  1. 牛肉は食べやすい大きさに切る。じゃがいもは皮をむいて大きめの一口大に切り、水にさらす。にんじんは乱切り、玉ねぎはいちょう切りにする。
  2. 白滝は下茹でして臭みを取ります。4㎝ほどの長さに切る。
  3. 鍋にサラダ油を入れて熱し、牛肉を中火で炒める。肉の色が変わり始めたら玉ねぎ、じゃがいも、にんじんの順に加えて中火で炒める。
  4. 牛肉に8割ほど火が通ったら分量の水を加え、沸騰したらアクを取る。
  5. 八方だしと砂糖を加えて再び煮立ったら、ふつふつと沸く火加減で20分ほど煮る。(煮汁が1/3程度になるくらいが目安)
  6. 少し冷まして味が染み込んだら完成。
    (冷ます時に味が染み込みます。)

そぼろあんレシピ

材料

鶏ひき肉 250g
サラダ油 適量

八方だし 400cc
水溶き片栗粉 各大さじ2

作り方

  1. フライパンに油を敷き、ひき肉を炒める。
    (ひき肉がバラバラになるように炒める。)
  2. 八方だしを加えてひき肉にしっかり火を通す。
  3. 沸騰するまで煮込んだら、火を止めて水溶き片栗粉を少しずつ加える。
    (この時、ダマにならないよう手早くよく混ぜる。)
  4. 火を付けて弱火で煮込む。
    (この間も混ぜ続けます。)
  5. 全体の濁りがなく、透明になりとろみが付いたら完成です。

・保存容器に入れ冷蔵保存で3日
・保存容器がジッパー付きの袋に入れ冷凍保存で3週間

大根やかぼちゃを煮たものにかけたり、
厚揚げと一緒に着込んだり。
「あん」をかけるだけで1品完成します。

めんつゆ(旨だし)レシピ

材料

だし4 味醂1 濃口醤油1


「八方だし」を作る割合よりも、出汁を少なめにして作ります。

だし唐揚げレシピ

材料

鶏モモ肉 250g

〜割合〜
だし4 
味醂1 
濃口醤油1

小麦粉
片栗粉
揚げ油

作り方

  1. 鶏モモ肉を40gくらいのサイズで切る。
  2. 「だし4 味醂1 濃口醤油1」の旨だしに漬けます。
    鶏肉全体に旨だしが行き渡るくらいの量で漬けます。
  3. 常温で30分置く。
  4. 小麦粉と片栗粉を半々で混ぜた粉を衣にして揚げます。
  5. 170度の揚げ油で3分あげる。
    お皿や揚げバットの上で2分休ませる。
    180度の揚げ油で1分2度揚げする。
  6. 盛り付けたら完成です。

味玉レシピ

材料

卵 お好みの量

〜割合〜
だし4 
味醂1 
濃口醤油1

作り方

  1. 卵がしっかり浸かるくらいのお湯を沸騰させる。
  2. 冷蔵庫から取り出した直後の卵を割れないようにそっとお湯に入れて、好みの時間ゆでる。
    (半熟8分)
  3. 沸騰しすぎないように、火加減を調整。
    (ボコボコ沸騰させるのではなく、フツフツさせる。)
  4. 時間になったら火を止め、冷水にとり冷やす。
    (ここでしっかり冷やすと、殻が剥きやすくなります。)
  5. 殻を剥いたら「だし4 味醂1 濃口醤油1」の旨だしに漬けます。

八方だしは塩分も控えめ

基本の合わせ調味料の「八方だし」は出汁が効いている分、
味が上品になり、お店の味が家庭でも楽しめます。

さらに出汁の旨味で味が決まっている分、塩分も控えめなのも嬉しいポイントです!

塩分を控えめにしたり、お店の味を毎日無理なく楽しみたい方には
冷凍宅配もオススメです。

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気になる方はチェックしてみてください。

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