見た目の可愛さから、ついつい集めたくなる豆皿。
買ったは良いけど戸棚に眠らせたままになっていませんか?
お気に入りの豆皿をもっと料理の盛り付けに活用してみましょう。
特にワンプレートご飯との相性は良く、オシャレなカフェのような仕上がりになります。
豆皿は持っているけど盛り付けに取り入れるのが難しい。
どんな風に盛り付ければいいの?
豆皿の使い方をずっと悩んでいる方の多いですが、
「実際に盛り付ける」までやってみた方は少ないと思います。
それでは豆皿を上手く使えるようにはなりません。
実際に使ってみてプレート皿やお料理とのバランスを考えるのが上達の近道です!
- 豆皿のメリット、デメリット
- 豆皿ワンプレート5選
- オススメの食器
この記事を読むと、戸棚に眠っていたお気に入りの豆皿で
オシャレな和食のワンプレートご飯が作れるようになります!
ぜひ参考にしてみてください。
豆皿のサイズ
諸説ありますが豆皿のサイズの定義は10㎝以下と言われています。
和皿には決まったサイズがあり【2寸、3寸、4寸、5寸…】と大きくなっていきます。
1寸は3.03㎝なので、2寸(約6㎝)と3寸(約9㎝)が豆皿としては適したサイズになります。
2寸はお漬物や小さめのフルーツを1切れ、
3寸は主菜や副菜、おにぎりを盛るのに丁度良いサイズです。
豆皿のメリット、デメリット比較
豆皿は1枚から使うことができます。
全てのおかずを豆皿に盛り付けて上品さなオシャレさを演出することもできます。
同じお料理を豆皿使ったもの、使わないもので比較します。
見た目の印象からメリット、デメリットを見てみましょう。
豆皿を使ったワンプレート
プレートのサイズ | ティーマ 26㎝(内径20.5㎝) |
メリット | ・豆皿で個性が出る ・料理の味移りがしない ・豆皿を使うと彩りが豊かになる |
デメリット | ・洗い物が増える ・豆皿の種類、枚数によっては家族の盛り付けがバラバラになる |
一種類につき1枚ずつしか豆皿を持っていないことが多いので、
家族でそれぞれ違うワンプレートになります。
個性にもなりメリットにもなりますが、バラバラのお皿が嫌な人はデメリットになります。
豆皿のサイズが同じならデザインが違っても盛り付けのバランスは大きく変わりません。
豆皿なしのワンプレート
プレートのサイズ | ティーマ 21㎝(内径16㎝) |
メリット | ・好きなレイアウトができる ・洗い物が少ない ・プレートのデザインが引き立つ |
デメリット | ・味移りする ・好きにレイアウトできる分、盛り付けが難しく感じる |
自由なレイアウトが楽しめるのは楽しいポイントですが、
料理初心者さんや苦手意識がある方にはハードルが高く感じます。
その点豆皿は、料理を盛る前に豆皿だけで盛り付けのバランスを確認することができます。
料理の配置が決まらずに、直前でバタバタしなくて済みますよ。
豆皿1枚でアクセントになる
豆皿を1枚使うとアクセントになります。
白いお皿に波佐見焼きの藍色が映えるワンプレートです。
藍色はアクセントとして視覚効果がありますが、邪魔することなく食材の魅力を引き出してくれています。
白いお皿はどんな色とも相性がいいのでお気に入りの豆皿を使う事ができます!
最初はいつもの食事に1つ豆皿を加えてみて、だんだんと増やしていくこともできますよ。
2枚あれば立体感が作れる
豆皿を2枚使うと立体感が出ます。
煮物を大きめの器に、まとまりにくい副菜を小さめの器に盛り、バランスの取れた盛り付けになっています。
2枚豆皿を使うときは高さの違うものを使いましょう!高さの違う2種類の器はプレートに立体感を作ります。
立体感は料理の盛り付けにおいて大切な要素です、料理におしゃれさと高級感を演出してくれます。
高さのある豆皿の事を豆小鉢と呼びます。
汁気のある料理を盛るときに重宝するだけでなくスマートな形のものが多いので、料理と料理の隙間にスッとはまり1つあると助かる器です。
3枚の豆皿はバランスが難しい
豆皿を3枚使うのはバランスが難しい。
ワンプレートには5~7種類の料理が盛り付けられます。
豆皿を3枚使う盛り付けでは直盛りになる料理とのバランスが一番難しい数になります。
配置についてはプレートの奥側に一列に豆皿を並べて、手前にごはんと主菜を盛り付けます。五角形になるように盛り付けましょう。
見た目のバランスも大切ですが、やはり食べやすさも忘れてはいけません。
和食の基本である「左手にごはん、右手にお味噌汁」の習慣は崩さないように盛り付けたいですね。
4枚の盛り付けパターンは2つ
豆皿を4枚使うと盛り付けのバリエーションも増えてきます。
豆皿を同じ大きさで統一するか、それぞれ違う大きさにするかセンスが分かれるポイントです。
- 同じ大きさで統一する盛り方は和食の放射盛りにの要領で比較的簡単に盛り付けられます。
- 違う大きさの豆皿を使う場合は、左奥から右手前に視線が移動する流れに沿って盛り付けるとまとまります。
同じ大きさで統一して左右対称
放射盛りとは器の中心を決め、そこから左右対称になるように盛る方法です。
ごはんはおにぎりにすることで豆皿の大きさと合わせやすくなります、
食べやすいように向かって左手前に盛り付けましょう。
違う大きさで視線の流れを意識する
人は1番最初に視線が左奥に向かい、そこから右に移動してアルファベットの「Z」のかたちで視線は動きます。
メイン料理にあたる主菜と色の綺麗な副菜は「Z」の最初と最後に盛る事で
美味しそうな印象を残すことができます。
5枚以上は仮置きをしてバランスを見る
5枚以上豆皿を使うときは直盛りはせずに全て豆皿に盛り付けます。
まず料理を盛る前に仮置きをして全体のバランスを確認します、
大きめの豆皿を3種類先にのせて、空いているスペースに小さめの豆皿をのせます。
後はバランスを見て微調整していきます。
それではSNSで見たワンプレートを盛ってみましょう!
豆皿ワンプレートの盛り方ポイント
ここまでで紹介した通り
- 豆小鉢を使って立体感を出す
- 「Z」の最初と最後に気を付けて盛る
- 左手にごはん
- 豆皿の余白
に気を付けて盛っていきます。
豆皿に盛るだけでバランスの良い余白ができお店のような仕上がりになります。
その他の活用方法
ごはん・お味噌汁・おかずのプレート
いつも使っている器にごはんとお味噌汁を用意して、3寸の豆皿または4寸の小皿におかずを盛るだけの簡単なワンプレート。
磁器のプレートにお味噌汁をのせると滑りやすいので、木のトレーやお盆にのせます。
お盆にのせているのでワンプレートの仲間ではないかもしれませんが、
豆皿を上手く活用できる盛り方の1つとしてご紹介します。
デザートも豆皿でカフェ風に
ソースやホイップクリームを深い器に入れる事でお店のような盛り付けになります。
ケーキ本来の味も味わえて、途中でソースをかけて2度楽しむことができます。
ソースを小さい器に入れるだけのこの方法は失敗がありません。
ポイントは1つ、ケーキより小さい器を使う事。
豆小鉢や深めも豆皿がピッタリです!
調理師が選ぶ、おすすめの豆皿
洋皿、和皿、北欧食器にも合う!おすすめも豆皿をご紹介します。
種類が豊富な波佐見焼
ネットや骨董市で掘り出し物を探したり、自分のお気に入りの1枚が見つかります。
私はneco皿を愛用していて、
素敵な藍色が料理を引き立ててくれます。
「波佐見焼 豆皿」で検索すると可愛いデザインのものが探せます。
お手頃価格の100円均一
まずは試してみたい方におすすめなのが100均です。
無地で優しい色のものが多いので、どんな料理やプレートにも合わせやすいです。
100円なので家族で同じ豆皿を揃えやすいです。
プレゼントにおすすめな箱付き豆皿
料理や小物入れにも使えて、片付けておいても場所を取らない。
プレゼントにも適している豆皿。
縁起物の形をした豆皿もあるので、さまざまなシーンのプレゼントに向いてます。
のし付きで郵送できるサービスもあるので、プレゼントでお考えの方は「ギフト対応」か確認してみてください。
初心者さん向け:豆皿に合わせやすいプレート皿
初心者さん向けなので「無地、ホワイトカラー」のものをご紹介します。
慣れてくると柄がついていたりホワイト以外のカラーとの組み合わせも楽しめます。
iittala【イッタラ】Teema【ティーマ】
私は毎日ワンプレートを作っていますが、イッタラのティーマを使用してます。
豆皿は2〜3枚使うことが多いので、サイズはティーマ26㎝がオススメです。
フチの幅も豆皿が飛び出さないように、斜めに立っているので初心者さんにオススメの一枚です。
Mulet サークルトレー
乳白の釉薬にグレーが透けた、ニュアンスのあるホワイトがよりいっそう際立つシンプルなシリーズです。
盛り付ける部分が平面になっているので豆皿を盛りやすく、サイズも26.8㎝あるので10㎝ほどの大きめの豆皿も使えます。
最初は頑張りすぎず冷凍食材を使う
今は共働きのご家庭も増え、仕事と家事の両立も大変ですよね。
私は作り置き盛りますが、買ってきたお惣菜も取り入れています。
スーパーのお惣菜はその日に食べきれないこともあるので、冷凍できるものを選んでいます。
最近は「宅食」も種類が増え、ミールキットからお弁当、パウチになった冷凍惣菜と種類も豊富です。
大人はもちろん、子供も安心して食べられるメニュー作りを心がけられています。
食材は国産100%使用、社長自ら全国各地を訪問して自分の目で確かめた食材を選び、生産者から直接仕入れています。
私は「毎日使わない、美味しい、調理しない、1品だけ使う」という選び方、使い方をしています。
その中で、気に入っている宅食はわんまいるです。
豆皿を使った和食プレートに合う料理ばかりです!
「食べるなら美味しいものがいい!」「珍しいものではなく、食卓に馴染む、使い勝手のいいメニュー」「1つ1つパウチになっているのでプラス1に使いやすい」ことが気に入っている理由です。
毎日使わない、1品だけ足りない部分を補う使い方をしていたので
たっぷり入ったお試しセットで長期間楽しめました!
お試しセットを見てみる
まとめ
豆皿の使い方がイメージできるようになったら実際に作ってみる!
行動することが上達への近道です。
戸棚に眠っている豆皿を出してきて、
プレート皿とお料理が用意できたら、盛るだけです。
オシャレなカフェのようなワンプレートを楽しみましょう!
主婦の強い味方!冷凍惣菜「わんまいる」はこちらから