1枚のお皿があればできるワンプレートごはんは、朝食や昼食、お祝い事にも用いられます。
しかし、おかずは種類が多くありますが、ごはんはワンパターンになりがちです。
お祝いの席では食卓を華やかにする豪華さも欲しいですね。
実はごはんには多く種類があり、海苔の巻き方・具材の位置ひとつで印象は変わります。
和食は1000年以上の歴史があり時代やシーンに合わせて進化を繰り返してきました。
おうちでも簡単にできるものも多くあるのでレパートリーを増やしましょう!
カフェで働く前は和食料理屋さんで修業していました。
すぐに使えて特別な技術はいらないものをご紹介します。
この記事ではワンプレートに合う7種類のごはんのかたちをご紹介します。
ごはんが決まればメニューも決まり、
日常で作るワンプレートや特別な日のワンプレートの献立に悩むことがなくなります。
ワンプレートに最適なごはんのサイズ
ワンプレートに適したお皿は3種類あります。
21㎝、23㎝、26㎝の3種類です。
使用しているプレートは北欧食器のイッタラティーマです。
ワンプレートがバランスよく盛れるプレートとしておすすめです。
ティーマについて詳しくはこちら!
21㎝、23㎝のお皿にはごはん70g、26㎝のお皿には100gが適しています。
種類 | 適したグラム |
---|---|
21・23㎝皿 | 70~80g |
26㎝皿 | 100~110g |
コンビニおにぎり | 110~120g |
回転寿司の寿司一貫 | 15~20ℊ |
おにぎりの海苔の巻き方
おにぎりは海苔の巻き方、具の加え方で何通りもの種類があります。
海苔が巻かれるようになったのは江戸時代からと言われています。
始まりは携帯食として重宝されたいたおにぎりに海苔を巻いたところ、ごはんが手に付かず食べやすい。と言った利点があったことから、海苔を巻く習慣が根付きました。
一辺に海苔を巻く
おにぎりの下の一辺に海苔を付ける定番のかたち、具材を中に入れ込むことが定番ですが混ぜ込みごはん(炊きこみごはん)にしても美味しそうに見えます。
海苔が嚙み切りづらい小さなお子さんでも、持ちやすく食べやすいという利点があります。
側面に一周海苔を巻く
おにぎりの側面に一周海苔を巻くかたちです。
こちらはワンプレートでは見た目の華やかさが演出できる作り方で、具が中に入りきらないときに上にのせる事ができ重宝されます。
いくらや海鮮をこぼれるくらい上にのせて豪華さも演出できます。
こちらは手で盛って食べる事は適していません、ワンプレートだからできる作り方でもあります。
具を支えるように海苔を巻く
具材が少し外側にはみ出した状態のまま海苔で包むように巻くかたちです。
天むすが有名ですが、海老の天ぷら以外も唐揚げなどのごはんで包みづらいものを海苔で固定しながら巻くことができます。
豪華な見た目になるのでワンプレートの主役になれるおにぎりです。
巻き寿司プレートはおかずとのバランスが大事
巻き寿司は海苔などの材料で酢飯や具材を巻いたものを指します。
太さは細巻き、中巻き、太巻きとあり、
かっぱ巻きや鉄火巻きなど海苔を全形半分を使うものが細巻き。
具材が2~3種類程度で全形海苔半分(1枚使うものもあります)を使うものを中巻き。
恵方巻など具材が5種類以上で全形海苔1枚使うものを太巻きと呼びます。
種類 | 1本分のグラム | カット数 |
---|---|---|
細巻き | 60~80g | 6等分 |
中巻き(海苔半分) | 80~100g | 4等分 |
太巻き | 250~300g | 8等分 |
ワンプレートに一本全て盛り付けると量が多く、おがずとのバランスが悪くなります。
ついつい多く盛り過ぎてしまいやすい巻き寿司は
細巻きなら3カット、中巻き2カット、太巻き2カットがバランスが取りやすい量になります。
カルフォルニアロールも巻き寿司
ごはんを外側に、海苔を内側に巻くかたちの巻きずしです。
アメリカで親しまれている巻き寿司の一種で見た目も華やかでパーティーの時にも利用されます。
お祝いのプレートには手まり寿司
見た目の華やかさ・食べやすさ・作りやすさが揃ったお祝いの席でおすすめのごはんです。
一口サイズで握られたお寿司でお刺身を乗せる以外にも、漬物や薄くスライスした野菜を乗せたりアレンジも多種多様です。
お寿司は職人さんの技術が必要ですが手まり寿司はおうちでも簡単に作れるお寿司です。
ラップを広げて真ん中に具材を置き、その上に一口大のごはんを乗せて、茶巾絞りをすれば完成です。
日常的に使える型抜きごはん
型抜きを使って形を作るごはんのことを言います。
あまり馴染みが無いように感じますが、お子様ランチやカレーのごはんの形を作るときに、お茶碗にごはんを入れて形を作ったことはありませんか?
和食でも物相ごはんと呼ばれ型抜きを使ったご飯を用いられています。
ごはんの形を整えるだけでスッキリした印象に
和食の物相ごはんは松、竹、梅、瓢箪など縁起物の型を取ること一般的です。
おうちでは簡単にお茶碗の丸い形にするだけでもスッキリと整った印象になります。
入学卒業のお祝いの時は桜や梅の型を使って演出でき、
ごはんをひし形に型を作り上に海鮮や卵で飾ればミニちらし寿司にもなります。
ごはんがワンプレートの主役になる
ワンプレートはハンバーグ、唐揚げ、エビフライなどのおかずが主役になりやすいですが、
ごはんも作り方ひとつで主役になれます。
日常使いやお祝い事のシーンも演出できる料理です。
この記事を参考にごはんのバリエーションを楽しんでみてください。
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